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「アイ・アム・レジェンド」日本語吹き替え版に見られる面白い現象 [吹き替えについて]

先日、テレビ朝日の日曜洋画劇場(OPが変わった♪)で放送されたウィル・スミス主演の映画「アイ・アム・レジェンド」。未見だったので、この機会に観てみることにしました。ウィル・スミスの声を担当するのは、ご存知“山ちゃん”ことベテラン声優の山寺宏一さんです。

アイ・アム・レジェンド 特別版(2枚組) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD


山寺宏一さんがウィル・スミスの声を担当するのは珍しいですね。映画「バッド・ボーイズ(95)」でもウィル・スミスじゃなくマーティン・ローレンスの方を吹き替えされてましたし。今回の吹き替え版は日曜洋画劇場のオリジナルで、DVD版では江原正士さんがウィル・スミスの声を担当されているようです(そちらも見てみたい!)。
映画の内容はと言えば、とても医者には見えないウィル・スミスにギャフン!だったり、実の娘を出演させる親バカ公私混同ぶりにギャフン!だったり、ウィルスに感染した人類がCG製だったのにこれまたギャフン!だったりと、突っ込みどころもかなり満載でしたが、まあそれなりに楽しんで見ることが出来ました。でも今回の記事は映画の内容についてではないので、とりあえずそれは一旦脇に置いておきまして....。
 
 
今回の「アイ・アム・レジェンド」吹き替え版に於いて、日本語吹き替え版ならではのすごく面白い現象が見られたので、ここにご報告しておきます!(^皿^)>。
劇中でのこと、長い間孤独だった主人公が遂にとある女性と少年の親子連れと出会うことになります。自宅に戻り、いろいろと語り合う主人公と母親。一方無口な息子はリビングでDVDを観ています。その少年の後ろ姿に亡くした我が娘の姿を重ねあわせる主人公。その時少年が観ていたのがアニメ「シュレック」。主人公はかつて何度も娘と一緒に「シュレック」を観ていたのでしょう....アニメ内でのシュレックとロバのドンキーのやりとりを復唱して見せます。そしてポツリとこう言うのです 
 
「シュレックって面白いよな」
 
ここまで書くと、勘のいい方はすでにお気づきですよね?。
そう、映画「シュレック」でロバのドンキーの声を吹き替えしていたのが、何を隠そう山寺宏一さんなのであります!。自身が吹き替えした作品を横目で見ながら上記の台詞をアテていた山寺さんの姿を想像すると、ニヤリとせずにはいられません(^皿^)。もちろん「アイ・アム・レジェンド」内で流れるシュレックとドンキーのやりとりは、正規版の吹き替えとは違いますが、山寺宏一さん自身は他の声優さんが吹き替えされたドンキーの姿をどういう風に感じられたのか?、是非感想を伺ってみたいものです。また逆に本家・山寺宏一さんの前でドンキーの吹き替えをすることになった声優さんの心境も是非聞いてみたい。それって結構プレッシャーだと思うんですけどねえ。例えるなら、勝新さんの目の前で座頭市を演じてみせるぐらいのプレッシャーでしょうか?(^皿^;)。
日本語吹き替え版を見ていると、たまにこういう面白い現象に出くわすから止められません♪。
 
 
さて、吹き替えと言えば、現在公開中の映画「シャッター・アイランド」の〈超〉日本語吹き替え版というヤツがすごく気になっています。何が一体〈超〉なのか!?....吹き替え好きとしては気になります。テレビCMを見るとどうやらレオナルド・ディカプリオの声は堀内賢雄さんのようで、吹き替え好きとしてはそれだけでも充分見たくなりますが、果たしてどんな吹き替えなのでしょう?....興味津々♪。
でも、その割には吹き替え版の上映回数は少ない(オイラ調べ〜新宿ピカデリーの場合)んですよね。うーん....本末転倒(汗)。
 
 
「シュレック」は3をまだ未見だというのに、なんだかすでに4が出来上がってるみたいですね。
     シュレック風.jpg
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