沼に住むトロール [ファンタジー画]
トロールは北欧に伝わる割とメジャーな妖精。映画だと「ロード・オブ・ザ・リング」にも登場するし、「ハリー・ポッターと賢者の石」にも登場しますね。その一般的なイメージは巨体で怪力の持ち主だが、おつむの方はちょっと弱い...といった感じでしょうか。日の光を浴びてしまうと“石化”してしまうので、主に夜に活動するトロール。【目玉が大きく耳は長く垂れ下がっており、鼻は鈎状に伸びている】...そんな外見が一般的らしいけど、これだ!という決定的な容姿は特にないようです。最近見た映画「スパイダーウィックの謎」に出てくるトロールも、「指輪物語」や「ハリポタ」のそれとはまったく違い、モグラみたいなヤツでした。あの有名な「ムーミン」もトロールの一種だそうで、そう考えると多種多様なタイプのトロールが存在するようです。ということは創作する側のイマジネーションでいかようにも創りだせるって事で...
堀越ヨッシー版“トロール”を描いてみました(^皿^)。
山を散策していた時のことである。夏だというのに日の光がわずかばかりしか届かない薄暗い沼にでた。近くでトロールの糞らしきものを発見していたので、注意深く付近を探るとなにやら動く黒い物体を対岸に見つけた。オスのトロールである。身長はゆうに3メートルはあるだろうか。髪は長く、耳が大きい。手足をよく観察すると水かきのようなものが見られる。おそらくこの沼の主であろう。捕まえたばかりと見られる魚に、頭からかぶりついていた。
もともと野蛮な妖精で知られるトロールだが、食事中は尚更危険だ。下手にこちらの存在に気づかれようものなら、私自身が彼の“餌”になりかねない。滅多にお目にかかれない貴重な妖精なので、もう少し観察していたかったが、安全のためひとまず退散することにした。だがその前に...細心の注意を払いながら彼の姿を数枚カメラに収めた。上手く撮れているといいのだが...。
(1928年/夏〜モズグスの山にて)
堀越ヨッシー版“トロール”を描いてみました(^皿^)。
山を散策していた時のことである。夏だというのに日の光がわずかばかりしか届かない薄暗い沼にでた。近くでトロールの糞らしきものを発見していたので、注意深く付近を探るとなにやら動く黒い物体を対岸に見つけた。オスのトロールである。身長はゆうに3メートルはあるだろうか。髪は長く、耳が大きい。手足をよく観察すると水かきのようなものが見られる。おそらくこの沼の主であろう。捕まえたばかりと見られる魚に、頭からかぶりついていた。
もともと野蛮な妖精で知られるトロールだが、食事中は尚更危険だ。下手にこちらの存在に気づかれようものなら、私自身が彼の“餌”になりかねない。滅多にお目にかかれない貴重な妖精なので、もう少し観察していたかったが、安全のためひとまず退散することにした。だがその前に...細心の注意を払いながら彼の姿を数枚カメラに収めた。上手く撮れているといいのだが...。
(1928年/夏〜モズグスの山にて)
タグ:トロール
魚食べちゃったんですか、トロール。
ハリポタなどで観るトロールは巨大で凶暴なんだけれどちょっとノロい、というイメージですが、ヨッシーさんのはまた一味違うというか。顔は怖いけれど色はとってもきれいなブルーだなあ、と思ったりして。(^_^.)
by うつぼ (2008-05-18 12:48)
スパイダーウィック先生の話によると、トロールは常にお腹を空かしているそうですよ。オイラもすっかり肉より魚が美味しいお年頃になってきました(^皿^)。ナルニアにもトロールは出てくるのかなあ...。
by 堀越ヨッシー (2008-05-20 07:46)