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平和というものを考える日 [ひとりごと]

先日、青年座の舞台「オレンヂ色のキャデラック」を観劇した。
広島に生きる現代の若者たちと、戦争に翻弄される人たちを交互に描いた物語。原作の高義治さんは広島出身の役者さんで、自身が経験してきた平和学習というものを今一度見直してみようと、この物語を書いたんだそうだ。スッタフ、演者とも若手の皆さんが集まって作られた舞台だったので、全体的に荒削りだったけど、舞台から伝わってくるエネルギーはすごく感じた。
 
今日は原爆の日。
長崎に原爆が投下されてから62年が経ちました。かくいうオイラは長崎生まれの長崎育ち。だからこの時期になると必然的に戦争とか平和とかについて考える。...ま、考えると言ってもものすごく漠然とだし、具体的に何かをするって訳でもないんだけど。
 
平和って、普段生活をしている中ではなかなか意識しないものだ。それって健康と似ている。人は病気になって初めて健康のありがたさを知る。だからと言って戦争になってから平和のありがたみを知っても手遅れだ。この平和な時代に生きているからこそ、平和というもののありがたさを実感し、守っていく努力をしていかなければならないんだと思う。
本当は1年365日、常にそのことを意識しながら生きなくちゃならないんだろうけど、オイラはダメ人間なので、なかなかそれが出来てないのが現状。だからせめて今日くらいはその事を真剣に考えなくちゃと思い、今日はこんな記事を書いてみました。
...恐縮です。
 

 
 
 
 平和の光が、常に降り注ぐ...
 
  そんな世界であって欲しいな


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コメント 4

争いのない世界にしていかなくちゃいけないんですよね。
私に何ができるかな・・・。
by (2007-08-10 00:09) 

堀越ヨッシー

Soraさん、こんにちは。
>私に何ができるかな...
オイラも具体的に何かを出来るって訳でもないんですけど、とりあえず自分の中の意識をちょっとでも変えるところから始めたいと思います。
by 堀越ヨッシー (2007-08-10 07:48) 

うつぼ

(旅行した時観たのですが)フランスやオランダでは未だに戦勝記念の式典や行事が盛りだくさんで、これで平和という感覚があるのかな、と思ったことがあります。長崎や広島は旅行でしか行ったことがないですし、博物館の展示をみても身近に感じるには遠いのですが(浅草に住んでいた大叔母に聞いた東京大空襲の話だけは今でもリアルに記憶に残っているのですが)、こうやって年に一度思い出すことしか出来ない自分がちょっと歯がゆいですね。
by うつぼ (2007-08-14 21:26) 

堀越ヨッシー

うつぼさん、こんにちは。そして、お帰りなさいませ。
自分も含めてですが、平和というものが当たり前になりすぎて、その上にあぐらをかいてるような気がします。当たり前のことが実は一番尊い...そんなことを考える終戦記念日であります。
by 堀越ヨッシー (2007-08-15 15:17) 

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