映画「16ブロック」〜モス・デフの吹き替えは、檀臣幸さん [吹き替えについて]
「毎日が、誰かの誕生日だろ?...俺がケーキ屋をオープンしたら玄関先の窓にそう書くんだ!」
映画「16ブロック」日本語吹き替え版キャスト
ブルース・ウィリス(ジャック・モーズリー刑事) ....内田直哉
モス・デフ(エディ・バンカー) ....檀臣幸
デヴィッド・モース(フランク・ニュージェント刑事)....佐々木勝彦
昔はやり手だったが、今ではすっかり落ちぶれた刑事役をブルース・ウィリスが好演。
B・ウィリスでNYの刑事と言えば真っ先に「ダイ・ハード」が浮かぶ訳ですが、今回の刑事はそれとは対極の位置にいるようなキャラクター。酒に溺れ、未来に何の希望も見いだせない中年刑事。そんな彼が軽犯罪者のエディを裁判所まで護送する仕事を請け負ったことで、人生の歯車が少しづつ変化していく。これは言うなれば一人の男の再生の物語。「リーサル・ウェポン」の名匠リチャード・ドナー監督の職人演出が冴える小粒ながらも見応えのある作品。
音楽は「パイレーツ・オブ・カリビアン」のクラウス・バデルト。
ブルース・ウィリスの好演もさることながら、それと肩を並べる好演を見せるのはモス・デフ。元は(っていうか今も!?)ラッパーらしいけど、少年のような表情と繊細な演技がキラリと光る。青臭いほど未来を信じ人生をやり直そうとしてるキャラクターを、嫌みなく演じていて好感が持てます。
そんなモス・デフの吹き替えを担当されたのが、オイラの大好きな檀臣幸さん。
檀さんは比較的二枚目キャラを演じられる事が多いと思うんだけど、今回のようなおしゃべりキャラも見事に演じられてて、改めて檀さんの芝居の上手さに唸ったのでした。
記事の最初にあげた台詞は、そんな彼が劇中で語る台詞。“毎日が、誰かの誕生日”...当たり前の事だけど、なんとなく心に残った印象的な台詞でした。
つまり、今日も誰かさんの誕生日って訳ですね...
「誰かさん、誕生日おめでとう!」
ブルース・ウィリス、なんかちょっと痩せたなあ...
実はこの映画、デヴィッド・モース目的で見たのだけれど、
相変わらず、シブくてかっこ良かった!
こんばんわ!この作品、面白かったです!
確かエディがジャックに、人は変われるんだって事を、信じさせようとしていたシーンで、じーんときてしまった記憶があります。
もう一度、何か良い事をしたい・・・ジャックの切なさと、すっかり中年オヤジに扮したブルース・ウィリスが、とってもマッチしてました。下っ腹出てても、カッコ良かったっす。
僭越ながら、トラックバックさせて頂きます。
by Catcat44 (2007-02-22 22:02)
LICCAさん、こんにちは。
この記事を書くにあたり、改めてLICCAさんのブログにお邪魔して記事に目を通しました(確か10月くらいだったよな〜..と思いながら)。
ブルース・ウィリスの下っ腹ですが、オイラ的にはそこまでしなくても良かったかな?って思いました。以前「ジャッカル」でも同じような扮装をしてましたが、その時は今よりもふっくらしてたからなかなか似合ってたんだけど、今回の「16ブロック」のウィリスはかなり痩せてたでしょ?。顔は痩せてるのに、下っ腹が出てるのってなんか不自然な感じがしたんですよ。
とは言え、あの落ちぶれた感じはなかなか良かったですね♪。
トラックバックありがとうございます!(..とか言いながらトラックバックの意味を今イチ理解していないオイラ...苦笑)。
by 堀越ヨッシー (2007-02-23 07:39)
レス返しで申し訳ないです。
我が家を読み直して頂いたなんて、光栄です♪
アル中のジャックですが、酒っちゅーのはホントにやっかいで、不健康に太るんですよ(苦笑) ある程度なら楽しいですけどね(笑)
アメリカ人のアル中って、スコッチウィスキーのイメージですね。
ラストの誕生会は、出来すぎなくらいでしたけど、つい笑顔になるシーンでした。
トラバは、コチラから我が家に訪れてくれる方がいるかも、って機能です!
by Catcat44 (2007-02-23 13:23)