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「スパイダーマン3」(日本語吹き替え版)を見る [映画鑑賞]

ゴールデン・ウィーク最終日の日曜日(...というか、オイラにとってはいつもと変わらない日曜日)、朝一で「スパイダーマン3」を観てきました。もちろん、オイラが観たのは吹き替え版の方であります。音響とかを考えると字幕版を観た方が絶対迫力あるんですけど、やっぱり吹き替え版を選んでしまいました(^皿^)。
 
さて、今回の「3」ではスパイダーマンことピーター・パーカーの前に様々な敵が立ちはだかります。そんな魅力あふれるヴィラン(悪役)たちを、ちょっと紹介!。
【ニューゴブリン〜ハリー・オズボーン】
前作で、父親を殺害した(と勘違いしてるハリー)スパイダーマンの正体が、親友のピーター・パーカーだと知り、復讐の機会を虎視眈々と伺うハリー・オズボーン。父親が残してくれた武器を新たに改良し、リポビタンDばりに身体能力増強剤を服用して準備万端!...MJとのデレデレな日々をおくるピーターの前に「ファイト一発!」とばかりに、“ニューゴブリン”として現れる!。
 
「親父みたいなダサい格好は出来ないぜ!」と言わんばかりに武器をおしゃれに改造したハリー。グライダーはスケボー型(通称スカイスティック)に変更し、腕には鋭利な刃物を仕込み(バットマン風)、背中には忍者ばりに刀を仕込む念の入れよう。もちろんパンプキン型爆弾&手裏剣も忘れちゃいない!。そんな不退転の決意で挑んだ戦いだったけど、格好ばかりを気にしすぎて肝心な安全面への配慮を忘れてしまったよ..トホホ。結果、ピーターとの激しいバトルの末、グライダーから墜落、頭をしたたかに打ち付けて哀れ病院送りに...。スピードが出る乗り物に乗る時はヘルメットを忘れちゃ駄目だよ、ハリー!。
 
【サンドマン〜フリント・マルコ】
「愛する娘の病気を治すためには、金が必要だ!」...と、実にわかりやすい理由で強盗を犯したフリント。収容先の刑務所を脱獄したまでは良かったが、逃げ込んだ先が悪かった。某科学実験に巻き込まれ、哀れ身体の遺伝子が砂化してしまった!。身体の異変に悲しむフリント...と思いきや「こりゃ便利!」とばかりに再び強盗を繰り返すフリント。ピストルで撃たれようがへっちゃら!、警察に追われても「風に乗って逃げちゃうもんねー」と黄砂ばりの動きでエスケープ!、しかも最終的には巨大化して大暴れ!。そんな質量保存の法則をまったく無視した活躍を見せる砂男(サンドマン)相手に、果たしてピーターはどう立ち向かうのか!?。
 
オイラの辞書に“質量保存の法則”という言葉は、ないッ! 

 
大山鳴動してネズミ一匹...
散々大暴れした挙げ句、最終的には情に訴えかけて逃げ仰せるサンドマン。ある意味一番始末におえないタイプ。ピーターは“赦した”けど、果たしてヒーローがそれでいいのか!?。例えピーター自身が赦しても(結局ベンおじさん殺害は過失だった事が判明)、殺人者には変わりがない。ホントに反省してるならちゃんと服役しろよ、フリント!。
 
【ヴェノム〜エディ・ブロック】
スパイダーマンもピーター・パーカーも憎む逆恨み系男、エディ・ブロック。謎の黒い宇宙生命体に取り憑かれ、凶悪な怪人“ヴェノム”と化す!。寄生した宿主の能力をコピーする事が出来る宇宙生命体“ヴェム”はスパイダーマンに取り憑いた事でその能力を習得。その後エディに寄生したため、エディはスパイダーマンと同じ能力を使う事が可能なのだ。更に宿主の暗黒面を増幅させるため、エディはより強力な力を手に入れる事となる。
 
原作のエディ・ブロックはムキムキのマッチョマン。それ故にヴェノムも筋肉ムキムキなのだけど、映画版のヴェノムは原作よりもいくぶんスリム...それでも雰囲気は原作そのまま!。
 

【映画の感想】 
いろんな敵とのバトルが楽しめる今作...それぞれのシーンが迫力の映像で大興奮!。..と、もちろんそれも見所ではありますが、それだけではありません。今回ピーターは上記の三人以上に手強い相手との戦いを強いられる事となります。それは自分自身の中に存在する邪悪な心!。このもっとも手強い敵を相手に、ピーターがどのようにして立ち向かいそれを克服するのかが、このドラマの大きな見所の一つとなっています。更に、恋人メリージェーンや親友ハリーの中で沸き上がる複雑な心の揺れ動きまでもが丹念に描かれていて、改めてサム・ライミ監督の非凡さを再確認しました。...この人、やっぱり只物じゃありません。
そして最後には「キン肉マン」もびっくりの友情パワーが炸裂します。敢えて詳しくは申しません...これは是非劇場で見届けて下さい...男泣き必至ですッ!(またまた劇場で泣いちゃったヨ...苦笑)。
  
シリーズ三作目という事もあって、正直観る前は作品の出来にちょっと不安だったけれど、結果映像的にもドラマ的にも期待を裏切らない出来で、大満足な作品となりました!。一応これがシリーズ最後って事でちょっと寂しいけど、同時にサム・ライミ監督の新たな作品も早く観てみたいな、と思った「スパイダーマン3」でありました。


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Catcat44

あぁ~・・・つい読んでしまった・・・はうっ
いつ行けるか分からないのですが、必ず見に行きます!と自分に意気込んでみました(笑)
面白そうですね。楽しみです~♪
by Catcat44 (2007-05-07 21:39) 

堀越ヨッシー

LICCAさん、こんにちは。
...すみません、ネタバレ記事で(^皿^)。
「3」思いのほか、面白かったですよ。是非劇場でお楽しみ下さい。見所は暗黒面におちたピーターの変わりっぷりです(苦笑)。
by 堀越ヨッシー (2007-05-08 08:37) 

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