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映画「ぼくのエリ 200歳の少女」が、凄く気になります [映画のキャラクター]

華奢な身体に、大きな瞳が印象的なその少女。
こちらを見つめるその穏やかな表情は、かすかに微笑みを浮かべているようにも見える。
そして、その穏やかな微笑みとは裏腹に、
額から目から鼻から口から、止めどなく鮮血が溢れている....
 
 
映画雑誌に載っていた、そんなスチール写真が凄く印象的だった映画「ぼくのエリ 200歳の少女」。スウェーデン発のホラー映画である(それにしても、このダサい邦題はなんとかならないものか....[たらーっ(汗)])。
舞台はスウェーデンのとある街。いじめられっ子のオスカルは、悶々とした日々を過ごしていた。趣味は殺人事件記事の収集と、隠し持っているナイフを近所の木に突き刺して殺人鬼気分を味わうということ。とある夜、いつものように近くの公園で“趣味”に興じていたオスカルの前に、ひとりの少女エリが現れる。つい最近隣に越してきたという。そんな彼女に惹かれるオスカルであったが、エリは不思議な少女でもあった。寒空に薄着で、顔色も悪い。身体からは異臭を放ち、学校にも通わず、姿を現すのはいつも夜だった。そして、彼女が越してきた時期と前後して、街では残忍な殺人事件が起こり始める....。
 
 
すでにハリウッドではリメイク化も決定しているという今作。
いわゆる“ヴァンパイアホラー”もので、屈折した日々を送る少年と、若くしてヴァンパイアとなってしまった少女との心の交流を描いた物語。原作者で映画の脚本も手がけるヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストは、“スウェーデンのスティーヴン・キング”との呼び声が高い作家さんだそうです。
 
ヴァンパイアものと言えば「トワイライト」よりも断然「ブレイド」派!なオイラとしては、いささか好みが違うような気がしないでもありませんが、上記に述べた主人公エリのスチール写真にちょいとばかりノックアウトされちまった訳です(そういう事ってないですか?、一枚のスチール写真にすごく影響されるってこと)。スウェーデン映画に触れ合う機会も滅多にありませんし、そういった意味でも今作に対する好奇心が今ふつふつと湧き始めています。
マイナーな作品であるためDVDスルーされてもおかしくなかった今作ですが、日本での公開が無事決定したのは実に喜ばしい限りです。でも、東京では銀座でしか上映していないのが辛いところ。....うーむ、久しぶりに銀座まで出ばるかどうか?もっかのところ思案中なのであります(^皿^)。
 
 
 
    「きみ、いくつなの?」「....だいたい、12歳くらい」 
      ぼくのエリ.jpg
※少女のまま、ヴァンパイアとして生き続けてきたエリ。そんなヴァンパイアである彼女は、人の家に入る際「入っていいよ」とそこの住人から許可を得られないと全身から出血をしてしまう....らしいです

MORSE〈上〉―モールス (ハヤカワ文庫NV)

MORSE〈上〉―モールス (ハヤカワ文庫NV)

  • 作者: ヨン・アイヴィデ リンドクヴィスト
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2009/12/30
  • メディア: 新書

原作本は、ハヤカワ文庫にて上・下巻で発売中
現在、読書中!(^皿^)v
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