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24年の時を経て、カーネルおじさんは復活した! [ラクガキ]

我名は、剣焚王カーネル・サンダース
地上に存在するすべての鶏の頂点に君臨する者なり
我の上に鶏冠(とさか)はなく、我の右に手羽は無し
我、まさしく唯一無二の存在なり
故在って地上から去り早24年...されど我が下僕たちの味は変わらず
そして今、我を長き眠りから起こす者たち在り
  
我が眠りを妨げる者は、誰(たれ)ぞ?
 
我、再びこの世に甦る...その時は来たり!
 
 
 
 
...と、言ったかどうかは定かではありませんが(^皿^)、
あのカーネル・サンダースが24年ぶりに帰還を果たしました。
 
今から24年前の1985年、阪神タイガースがリーグ優勝を成し遂げたこの年、酔ったファンの手によって道頓堀川へと投げこまれたカーネルおじさん。その後行方不明となっていた訳ですが、この度無事発見されたそうです。引き上げられた当初は上半身のみでしたが、後に下半身も発見され無事合体を済ませました(“合体”って聞くと「釣りバカ日誌」のハマちゃんを思い出してしまうオイラ)。残念ながら、左手と両足、更にトレードマークの眼鏡は発見されずじまいでしたが、その“微笑み”は24年経った今でも健在でした。24年間もの長きにわたり川底にさらされていたため、おなじみの白い塗装ははがれ落ちていましたが、全身ヘドロまみれのグレー色がまるで遺跡から発掘された石像(手がないあたり、まるでミロのヴィーナスを思わせる印象!)のような風情を醸し出しており、実に味わい深い外見でした。でもヘドロまみれなのでやっぱり臭かったそうです(^皿^)ソリャソーダ。
 
すでに一部のファンからは「これで“カーネルの呪い(注1)”が解ける!」との声があがっておりましたが、果たしてそう上手くいきますかどうか。エジプトじゃあ、墓を荒らして王の眠りを妨げた事によって逆に呪いがかかったりしましたからね。これでカーネルの呪いが解けるかどうかは、神のみぞ知る...ところです。
 
 
「スラムダンク」の安西先生じゃないよ♪
カーネル.jpg
かくし芸大会のハナ肇先生を思い出したのは、オイラだけでしょうか(^皿^)。
 
 
【注1/カーネルの呪い】
リーグ優勝した翌年から、阪神タイガースの低迷が続く。そのためチームが勝てないのは、道頓堀川に放り込まれたカーネルおじさんの恨みによる“カーネルの呪い”が原因だとまことしやかに噂された。
 
 
一説では、修復して元の姿に戻す計画もあるとのことですが、オイラは断固反対!です。綺麗な姿のカーネルおじさんは全国どこでだって見られるじゃん。今のままの方が断然良いッ!(ただし、悪臭だけはなんとかしてね♪)。
ドブから生まれる美があってもいいじゃないか。
24年という歳月のみが生み出す事の出来る美だってあるはずだ!。
是非ともあの“グレー・カーネル(勝手に命名)”のまま、どこかに展示して欲しいな、と思うオイラなのでありました(^皿^)。 
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うつぼ

剣焚。(笑)
これだけ時が経っても意外と劣化しないものですね。
先生は甲子園に飾られるとニュースで見ましたが、
道頓堀に投げられて沈んでいてもあれだけ笑っていられる寛容な心を
私も持ちたいものです。(^_^;)
by うつぼ (2009-03-17 07:00) 

堀越ヨッシー

うつぼさん、こんにちは。
ゴロの良い漢字をアテただけなのですが...(^皿^;)
その後、カーネルおじさんはどうなったのでしょうか?...気になります。
by 堀越ヨッシー (2009-03-21 15:10) 

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