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さよなら、スタン・ウィンストン [映画鑑賞]

米映画界に於いて第一線で活躍していた特殊メーキャップアーティストのスタン・ウィンストン氏が、病気のためにこの世を去った。享年62歳。例え彼の名前は知らなくても、彼の手がけたたくさんの映像を目にした人は多いと思う。
 
「ターミネーター」
「プレデター」
「エイリアン2」
「ターミネーター2」
「シザーハンズ」
「バットマン・リターンズ」
「ジュラシック・パーク」
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」
. . . etc

中学生の時、「ターミネーター」を見て衝撃を受けたオイラ。
「誰なんだ!?、こんなすごい映画を撮る監督は?...ふむふむ、ジェームズ・キャメロンっていうのか!。それにしてもこんな凄いメイクをしたのは誰なんだ!?...ふむふむ、スタン・ウィンストンっていうのか!」
それ以来オイラの中にはずっと彼の名前があった。スタッフクレジットの中に彼の名前を見つければ、映画への期待もふくらんだ。実際スタンは期待を裏切らなかった。例えば「ジュラシック・パーク」。CG映像ばかりが注目されたが、実際迫力ある映像を生んだ最大の理由は、彼が作った実物大の恐竜のおかげだった(車の窓から覗き込むティラノサウルスの迫力といったら!)。
映画は監督のもの(特殊翻訳家・柳下毅一郎さんによれば、最近はちょっと違うらしい)だけれど、その監督のビジョンを実際に具現化するのは彼ら視覚効果アーティストら裏方の仕事だ。だから、極端な言い方かもしれないけど、スタンがいなければプレデターもターミネーターもこの世には存在しなかった訳だ。とりわけ第一線で活躍してきたスタン・ウィンストン氏の映画界における功績はあまりにも大きい。
病気とはいえ、あまりにも早すぎるスタンの死。ここ数年は闘病生活が続いていたそうだが、そんな中でも最新作「アイアンマン」のデザインを手がけていたそうだ。プロ意識ここにあり!...もっともっと色んな映像マジックで我々映画ファンを楽しませて欲しかった。あなたの大ファンだったオイラは、今とても悲しいです。
さよなら、スタン・ウィンストン。
 
   
   「ターミネータ−2」よりT-1000チックなオイラ
   さよならスタン.jpg
   その昔、T-1000見たさに映画館へ4回通ったんだよ、スタン!

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