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憧れのスパイダーマンになる事が出来て男泣きする!〜PS4「スパイダーマン」 [ゲーム]

現在日本でも大ヒット御礼中のPS4ゲームソフト「スパイダーマン」を購入しました。
憧れのスパイダーマンになれる日が遂にきましたヨ、皆さん!! 
 
 
【スパイダーマン、PS4に華麗に登場!】 
基本システムは過去に発売されたバットマンの神ゲーム「バットマン:アーカムナイト」とほぼ同じです。広大なオープンワールドを舞台に、ストーリーを進めながらその過程で発生するメインクエストやサブクエスト、ミニゲーム(謎解きや収集など)をクリアしていく....といった内容となっています。悪党が占拠している場所を奪還したり、強盗犯を捕まえたり、逃亡犯を追跡したりと、スパイダーマンのヒーロー活動を追体験出来ます。
その一方でホームレスに頼まれて鳩を捜したり、N.Y.のあちこちで調査をしたり写真を撮ったりと、ほのぼのとしたミッションもあります。この辺りはいかにも親愛なる隣人であるスパイダーマンらしいミッションでちょっとほっこりさせられます。また、オクタビアス博士のラボでの研究(簡単なパズルゲーム)は、アクションの合間のちょっとした息抜きとなっています。
 
【より力強く、よりスタイリッシュに戦え!】 
さて、メインとなる敵との格闘アクションはなかなか骨太です。簡単なボタン操作でかっこいい戦闘をすることが出来ますが、うまく立ち回らないとすぐ敵に取り囲まれてボコられます(苦笑)。そこで重要となってくるのが、ご存知スパイダーマンの特殊能力であるスパイダーセンスです。危機を察知する能力〜それがスパイダーセンスですが、ゲーム内ではそれも見事に再現されています。敵の近接攻撃や銃撃で狙われたりすると、スパイダーマンの頭部が白く光ります。この時にタイミング良くボタンを押すと敵からの攻撃をうまく交わす事が出来ます。敵との戦闘に於いてはこの回避行動が一番重要で、いかに敵からの攻撃を交わしつつ相手を倒すか?が肝になってきます。基本アクションゲームが苦手なので最初はボコられて即ゲームオーバーばかりでしたが、慣れてくると上手く立ち回れるようになりました。
また、豊富なガジェット類も戦闘を手助けしてくれます。
ゲーム開始時は基本的なウェブシューター(クモの糸を飛ばして動きを封じる)しか使用出来ませんが、ゲームを進めると様々なガジェット類が使用出来るようになります。それらを駆使する事で敵との戦闘をより有利に進めることも可能となります。
戦闘中もおしゃべりを止めないピーター・パーカーの姿に思わず笑いながらも、コントローラーを握る手だけは緊張で汗だくといった具合で、なかなか刺激的なアクションとなっています。
 
【N.Y.の摩天楼をスイングする爽快感!】 
戦闘ももちろん楽しいのですが、このゲーム最大の魅力はズバリ!移動アクションです。
オープンワールドゲームは舞台が広大なところが魅力の一つだったりする訳ですが、その一方で移動が大変なのもまた事実です。しかし、素晴らしいゲームほど移動そのものが面白かったりするものです。例えば「ウィッチャー3:ワイルドハント」では馬に乗っての移動が放浪の旅そのものを味わえるようになっていたし、「バットマン:アーカムナイト」ではマントを広げて滑空したり、バットモービルに乗ってゴッサムシティを疾走する事でバットマン気分を堪能出来るようになっていました。
 
本作では、スパイダーマン最大の魅力である蜘蛛の糸を使ったスイングアクションが見事に完全再現されています。本作が販売される前、動画サイトでプレイ動画が先行公開されていましたが、実はそれを見た時は「確かに映像的には綺麗なんだけどなあ....」と、今イチその面白さが伝わって来ませんでした。しかし、実際にコントローラーを操作してスパイダーマンを動かしてみると、その爽快感を実感出来ました。振り子運動によって街を移動するその姿は、正に映画で見たスパイダーマンそのもの!....これには本当に感動しました。
 
【画面内のスパイダーマンと遂に同化する!】 
それはゲームをプレイをし始めてまだ間もない頃でした。慣れないコントローラー操作に悪戦苦闘しつつ、スイングしながら街を移動していました。その際、ビルの屋上にある立て看板にぶつかりそうになったのです。「うわっ...ぶつかる!!」そう思った瞬間、なんとスパイダーマンが看板とそれを掲げる鉄骨との間をスルリとすり抜けていったのです!。
「マジかッ!?」と思わず感嘆の声をテレビ画面に向かって叫ぶ自分がいました。映画「スパイダーマン2」の劇中で、疾走するトレーラーの隙間を通り抜ける場面がありましたが、正にそれと同じアクションを自分自身の手で再現出来たのです。その瞬間、オイラはテレビの中のスパイダーマンと完全に同化しました。N.Y.の街中をスイングしながら雄叫びを上げる自分がいました。こんなゲーム体験は生まれて初めてかもしれません。これまで映画の中でしか見る事が出来なかったアクションを自分自身の手で思いのまま操作し再現できる喜び....それがこのゲーム最大の魅力です。本作は正にスパイダーマンそのものになれるゲームなのです!。
 
【陰の主役〜ニューヨークの街並み】
本作の舞台は、米ニューヨーク〜ご存知スパイダーマンの活動本拠地です。
ニューヨークのマンハッタン島が丸々オープンワールドとして再現されており、ゲームの進行に合わせてプレーヤーは様々な場所を訪れる事になります。エンパイアステートビルやマディソン・スクウェア・ガーデンなど実在する建物もあれば、コミックや映画に登場する架空の建物も存在します。アベンジャーズ・タワーやDr.ストレンジの屋敷、ワカンダ大使館など、マーベルファンが思わずニヤリとするような建物があちらこちらに点在していて、それらを見つける楽しみもあります。
ゲーム内の時間経過は自然に....という訳ではなく、ゲームの進行具合やミッションによって昼間になったり夜になったりします(天気も同様に変化します)。
それにしても、N.Y.の街並みの再現度は実際どれほどのものなのでしょうか?。アメリカに詳しい人に是非教えて欲しいです。実際にN.Y.で生活している方がこのゲームをプレイしたら、その楽しみもきっと倍増しなのでしょうね。全くもってニューヨーカーが羨ましい限りです!(^皿^)。
 
【凶悪なヴィラン(悪役)が続々登場!】
ゲームの物語はスパイダーマンがN.Y.の裏社会を牛耳るキングピンことウィルソン・フィスク逮捕に向かう場面からスタートします。
(注:キングピンはマーベルコミックス「デアデビル」に登場する悪党ですが、ご存知のようにマーベルコミックスでは様々な作品がクロスオーバーするのが常なので、デアデビルの登場人物であるキングピンもスパイダーマン作品に普通に登場します)
 
見事キングピン逮捕に成功したスパイダーマンでしたが、キングピンが不在になったことで裏社会独特のバランスが狂い始め、新たな勢力が裏社会を牛耳ろうと登場することになります。本作のメインヴィランはミスター・ネガティブという男です。彼は人の中に存在する暗黒面を支配し操る事が出来る特殊能力の持ち主で、ノーマン・オズボーン市長に復讐するためN.Y.にやってきた男です。今回のゲームではこのミスター・ネガティヴとその配下であるデーモン軍団との戦いが物語の軸となっています。
更に、そんな彼に引き寄せられるように様々な悪党がスパイダーマンの前に登場します。
衝撃波を放つ男ショッカー、大空を支配する男バルチャー、毒針を操る狡猾な男スコーピオン、破壊的な怪力の持ち主ライノ、電気を操る男エレクトロ、などです。映画では通常単体もしくは二人程度しか登場しないヴィランですが、今回はゲームなのでたくさんのヴィランが登場します。これは原作ファンには嬉しい要素です。映画やコミックスとはまた違った洗練されたデザインで登場するヴィラン達はどれも魅力的で、そんな彼らにスパイダーマンは翻弄されることになります。
 
そして、気になるのがオットー・オクタビアス博士の存在です。このゲーム内でピーター・パーカーは天才的科学者であるオクタビアス博士の助手を務めていて、博士とともに新たな義手の開発に取り組んでいます。原作や映画「スパイダーマン2」をご覧になった方ならご存知のように、オクタビアス博士は後にスパイダーマンの前に立ちはだかることになるヴィラン〜Dr.オクトパス(ドク・オク)です。ゲーム開始時、ピーターとオクタビアス博士の関係が非常に良好な分、後半に向けてのドラマチックな展開が予想されます。ドク・オクは大好きなヴィランなので早く登場を見たい反面、ピーターとの良好な関係が崩れそうで今からちょっと切ないです(涙)。
 
【あなたも憧れのスーパーヒーロー・スパイダーマンになれる!】
スーパーマンになって大空を飛んでみたい....誰しもが一度は空想する夢ですよね?
同じように、スパイダーマンファンなら誰しもが一度は「街中をスイングしてみたい!」と思う訳です。そんなファンの憧れや思いを見事に体現させてくれる本作は、もうそれだけで100点満点です。そこに魅力的なキャラクター、迫力あるアクション、感動的なドラマ、盛り上げる音楽が揃えば、もう100億点ですよ!(中二病的発言)。もちろん不満点がない訳じゃありませんが、それを差し引いても大満足な内容となっています。
  
さあ、あなたも憧れのスパイダーマンになってみませんか?
N.Y.の高層ビル群の間を高速スイングしてみませんか?
そんな夢を叶えてくれる素晴らしいゲーム「スパイダーマン」
絶対プレイしなきゃいけないゲームですよ!(^口^)>
 
 
 
  遂にスパイダーマンになれる日がやって来た!! 
  スパイディに感涙.jpg 

【PS4】Marvel's Spider-Man

【PS4】Marvel's Spider-Man

  • 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
  • メディア: Video Game
オープニングから何気に音楽が素晴らしい本作
作曲は映画音楽も手がけるジョン・パエザーノ師匠です


Marvel's Spider-Man: The Art of the Game

Marvel's Spider-Man: The Art of the Game

  • 作者: Paul Davies
  • 出版社/メーカー: Titan Books
  • 発売日: 2018/09/11
  • メディア: ハードカバー
ゲーム制作に於けるコンセプトアートを集めた画集です
もちろん即買いしました
邦訳版が出版されることを切に願う!!
 


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