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教育放棄委員会 [辛口コメント]

島根県松江市教育委員会が市内の小中学校に対し、図書室にある漫画「はだしのゲン」を自由に読めないように閲覧制限を設けるように学校側に要請していたことが判明した。
松江市教委関係者によれば、作品内の一部の過激な描写が子供たちに悪影響があるのではないか?という指摘があったそうな。
 
....平和ボケも遂にここまで来ましたか。
そして、こんなところにまで表現の自由を規制しようという波が。
子供たちにトラウマが出来るって....!?
トラウマ上等!、それの何がいけないの??
それで戦争の悲惨さ、残酷さが伝わるなら結構じゃないか。
....っていうか、もっと子供たちの事を信用しましょうよ。
 
確かに幼い子供たちが読んだら、それなりにショックを受ける内容かもしれない。そしたら大人がきちんとフォローしてあげればいい。それが大人の役割であり、教育者としての役割でしょ?。そうしたフォローを最初から放棄しているとしか思えない今回の暴挙。要するに、松江市教委は教育者としてそうした面倒くさい仕事はしたくないということなんだな。
 
 
     ....これぞ教育放棄委員会!
     ドクロ.jpg
 

〔コミック版〕はだしのゲン 全10巻

〔コミック版〕はだしのゲン 全10巻

  • 作者: 中沢 啓治
  • 出版社/メーカー: 汐文社
  • 発売日: 1993/04
  • メディア: コミック

そもそも松江市教委のお偉い先生方は、ちゃんと「はだしのゲン」を読んだことがあるのかな?。ちゃんと読んで作品の本質を理解すれば、過激な描写や暴力的な描写が決して興味本位で描かれている訳ではないと理解出来ると思うけど。まさか松江市教委は、そんな読解力のない人たちの集まりなのか?。
それにしても一番悲しいのは、教委から要請を受けた学校側から、ただの一校も「それはおかしくないですか?」という意見が出なかったこと。結局、学校ってのは教委のいいなりなのね....トホホ。
 
松江市の子供たち諸君!!
バカな大人たちはがっつり無視して、
「はだしのゲン」をガンガン読んで下さい!
そして、戦争の悲惨さ、ゲンのたくましさを学んで下さい
  

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