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TBSテレビ2月6日放送の「ダイ・ハード」が、あまりにもヒドかった件について [辛口コメント]

TBSテレビ「水曜プレミアシネマ」で2月6日夜に放送された映画「ダイ・ハード」。
「久しぶりに野沢那智さんのジョン・マックレーンに会える!」と、喜んで見ましたが、
これがまあ、実にひどいのなんのって!(怒)
 
地上波放送だから多少のカット場面は仕方ないにしても、そのカットの仕方がとにかく雑で滅茶苦茶。作品の面白さを半減させまくるようなそのやり方に、空いた口が塞がりませんでした。今回の放送に携わっている人たちは、絶対映画に対する愛情のない人達だと断言します。映画を愛する人に、こんなカットの仕方が出来るはずがない!。
 
オイラのようにリアルタイムで劇場鑑賞した人、或いはビデオやDVDで「ダイ・ハード」を鑑賞した人は多いでしょう。その一方で、今回のテレビ放送で初めて「ダイ・ハード」に触れたという人も、少なからずいたはずです。そういった人たちに映画「ダイ・ハード」がものすごくつまらない作品として伝わったとするならば、こんなに悲しいことはありません。もし、そんな風に感じた方がいたら「ダイ・ハード」をこよなく愛するオイラが、かわりに謝罪しておきます....「本当にごめんなさい!」。
 
来週には引き続き「ダイ・ハード3」が放送される予定だそうですが、今回のケースを見る限り「3」もまた滅茶苦茶なカットで作品を台無しにされる可能性が高いです。そもそも120分長の作品を地上波の2時間枠で放送すること自体に無理があります。2時間枠と言ってもCM部分等の時間を差し引いたら、正味90分ぐらいしか放送時間がないんですから。
30分以上も本編をカットされたら、そりゃ作品の面白さも半減しようってもんです。
(半減っていうか、もはや別物ですよね、実際)
最新作「ダイ・ハード5」の劇場公開にあわせての旧作地上波放送は、ある意味嬉しくもあるけど、もう少し作品に対する敬意や愛情を持って放送してもらいたいものです。
 
 
 『利潤追求のみに走る貴社に対して、我々は鉄槌を加える』
     ハンス・グルーバー.jpg
     いわゆる“猫”系である豹をイメージさせる悪役のハンス・グルーバー
     狡猾なキャラをアラン・リックマンが好演
 
因みに「ダイ・ハード」の日本語吹き替え版について。
「日曜洋画劇場」の野沢那智さんバージョンとDVDの樋浦勉さんバージョンの比較です。
 
  【登場人物】           【テレ朝版/DVD版】
 ジョン・マックレーン(NYの刑事)  ....野沢那智/樋浦勉
 ハンス・グルーバー(強盗団リーダー) ....有川博/小林勝彦
 アル・パウエル(LAの警察官)     ....坂口芳貞/内海賢二
 カール(ハンス率いる強盗団のNo.2) ...玄田哲章/大塚明夫
 ホリー・ジェネロ(マックレーンの妻)....弥永和子/駒塚由衣
 ソーンバーグ(テレビ局リポーター) ....安原義人/江原正士
 アーガイル(リムジン運転手)    ....江原正士/島田敏
 エリス(ホリーの同僚)       ....石丸博也/納谷六朗
 
どちらのバージョンも豪華声優陣で見応え充分。個々の声優さんたちのお芝居は本当に素晴らしいです。でも、DVD版は演出にやや変なところ(実際の役者さんのテンションと声優さんのテンションがかみ合っていない部分とか、日本語訳が今イチな部分とか)があって、それがとても残念な部分です。なので個人的には野沢那智さんバージョンがお薦めです。
野沢那智さんが他界される前に吹き替え完全版が制作されなかったのが、本当に悔やまれてなりません(悔し涙)。
  

ダイ・ハード<日本語吹替完全版>コレクターズ・ブルーレイBOX(10,000セット数量限定生産) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: Blu-ray

....とか言ってたら、こんなのが出るッ!、うわー!!(嬉しい悲鳴)
  
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