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お姫様を救うのはボクだ!〜ボードゲーム「Mythe(マイス)」を購入する [トイズ]

東京・高円寺に国内外のボードゲームやカードゲームを取り扱う「すごろくや」という専門店があるのですが、そのすごろくやさんがこの度「Mythe(マイス)」というオリジナルボードゲームを考案、発売されました。今回はそのゲームを紹介したいと思います♪。
 
 『 Mythe(マイス)』 ¥2500
   プレイ人数....2〜5人  6才〜大人向け 
   プレイ時間....約20分(プレイ人数により異なる)
  
    企画/制作/POP UP....丸田康司
    イラストレーション ....有澤好洋
    グラフィックデザイン....松井工芸
 
【内容物】
   折りたたみ式ゲームボード....1枚
   冒険カード       ....16枚
   コマ          ....7個(竜魔王1、プリンセス1、勇者×5)
   勇者識別用マーカー   ....5個(青、緑、黄、黒、オレンジの5色)
   ルールブック      ....1冊
 
【物語】
平和なマイス国に、突然真っ赤な恐ろしい竜魔王が魔物たちを連れて現われ、プリンセスを魔王城へと連れ去ってしまいました。王国の若き勇者たちは、死の危険をものともせず、プリンセスを助けに竜魔王退治へと旅立ちます。
 
 
     ボードゲームとは思えないこのコンパクトさ!(^皿^)/
       RIMG1759.JPG
 
ボードゲーム「Mythe(マイス)」は、悪い竜に連れ去られたお姫様を、プレイヤーがネズミの勇者となって、誰が一番最初に救出するのか?を競い合うゲームです。
 
ゲームボードは折りたたみ式で、それを広げるとポップアップシステムにより、
飛び出す絵本のような世界を楽しめる仕掛けとなっています。
 
   ゲームスタート時の配置がこちら....カラフルです♪
   RIMG1769.JPG
   これでも横幅は、約20センチくらいで、本当にコンパクト!
   ただし、造りは華奢なので、取り扱いには充分チューイだぞ!(←ネズミ風)
 
写真左上のピンクの駒が、捕われのお姫様 「HELP ME〜!!」
その前に陣取る赤い駒が竜魔王 「お姫様は頂いた!、ガオーッ!」
写真左下がマイスの国で、勇者5人がお姫様を救出すべく、今正に旅立とうとしています。
コースは1本道。ひらがなの「つ」の字のようなコースを辿って、竜魔王の住むお城を目指します。
 
   RIMG1787.JPG
ゲームに使用する駒と、各勇者の色に対応したマーカー
マーカーは複数でゲームをプレイする際、誰がどの駒を使用しているのか?を識別するためのものです。自分がプレイする駒と同じ色のマーカーを自分の前に置いておきます。
 
 
さあ、ゲームプレイ、スタート!。 
まず、プレイヤー全員に冒険カードがそれぞれ均等に配られます。手札は他プレイヤーにはわからないようにして持ちます。自分の手番になったプレイヤーは、他プレイヤーのカードをババ抜きの要領で引き、そのカードを場に公開します。カードには経験点が記されており、それがプレイヤーの入手出来た経験点となります。そして、その経験点を消費することで自身のコマをボード上で進めることが出来ます。カードは好きなだけ何枚も引くことが出来る(ひとりからでも数人からでも)ので、より多くの経験点が欲しければたくさんカードを引けばいいのですが....
でも、ちょっと待って!
 
カードの中には、いわゆるドボンカードがあり、そのカードを引いてしまうと、その時点でアウト!。プレイヤーは何も出来ないまま手番が終了することになります。ドボンカードを恐れてカードを引くのを止めるか、それともより多くの経験点を目指してカードを引くのか、勇者であるプレイヤーの勇気と決断力が試されます!。
 
    有澤好洋さんのイラストがとっても可愛い冒険カード♪
    ぶっちゃけ、このイラストを見たくて、ゲームを買ったのである(^皿^)
       RIMG1767.JPG
カードには、冒険の様子が描かれていて、雰囲気を盛り上げます。
 ドクロカード ....「稲妻に打たれた」(ドカーンッ!)
 経験点0カード....「宝箱は空だった」(背中が哀愁たっぷり♪)
 経験点1カード....「食事にありついた」(ネズミといえば、穴あきチーズ!)
 経験点3カード....「伝説の剣を手に入れた」(エクスカリバー!....じゃないよ)
 
左上の赤いカード(ドクロマーク)が、いわゆるドボンカード。
このカードを引いてしまうとプレイは即終了してしまいます。
それ以外のカードにはそれぞれ0〜3の経験点が記されており、
プレイヤーはこの経験点ゲットを目指して、カードを引くことになります。
経験点を入手出来るのか?、はたまたドボンカードを引いてしまうのか....!?
 
こうして、経験点を無事入手出来たら、自身の駒をボード上で進めます。
基本的に経験点は1あれば駒をひとつ進めることが出来ますが、更に続けて2マス、3マスとその先に進もうと思ったら、より多くの経験点が必要となってきます。ボードのマス目にはそのマスを通り抜けるための経験点が記されていて、その分の経験点がないと駒を進めることが出来ないようになっています。また、マス目にはひとつの駒しか存在出来ないので、もし進む先のマス目に別のプレイヤーがすでに存在する場合、それを飛び越えて先に進めることが出来ます。例えスタートに出遅れたとしても大丈夫、決して不利だという訳ではありません。
 
経験点を無事入手して自身の駒を進めるか、もしくはドボンカードを引いて即アウト!になったら手番は終了です。先ほど他プレイヤーから入手して場に公開したカードと自身の手持ちカードをシャッフルしたら、カードを他プレイヤーへと再分配します。分配はプレイヤーの好きなように配れます(カードは他者にはわからないように裏向きで配ります)。もちろん、すべてのカードを自身が引き取っても構いませんが、そうすれば何のカードを持っているのか?、が自ずと他プレイヤーに知られてしまうでしょう。
 
さあ、駒を進めていよいよ竜魔王のいるマス目が目前に迫ってきました。しかし、そのままでは竜魔王のいるマス目には歩を進めることは出来ません。竜魔王のいるマス目に歩を進めるためには特別なルールが適用されます。冒険カードの中には「伝説の〜」と記されたカードが存在します。そのカードを所持していれば、竜魔王に挑むことが出来ます。竜魔王のいるマス目近くに到達出来たプレイヤーは、手番が来たらまず「竜魔王を倒します!」と力強く宣言した後、伝説カードを場に公開します(このカードの経験点は使用不可)。その上でこれまでと同じように他プレイヤーから経験点を得るためにカードを引きます。見事、経験点を入手出来れば、竜魔王のいるマス目に進入出来、竜魔王を倒したことになります。もし、ドボンカードを引いてしまえば、もちろんアウト!、手番は他の人に移る事になります。
 
この「伝説の〜」カードは竜魔王のマス目に進入するための必須アイテムなので、ゲットしたら出来るだけ手持ちカードとして密かに温存しておきたいのですが、その一方で「伝説の〜」カードの高い経験点は魅力的です。手持ちのままだとこの高い経験点は使用出来ないので、敢えていったん他プレイヤーへと配っておいて、改めて引いてゲットする!というのもひとつの手です。問題はそのタイミングです。
 
  「伝説の〜」カードは全部で3種類!
  RIMG1785.JPG
「伝説の剣」「伝説の盾」「伝説の魔法」これらのいずれかを所持していなければ、竜魔王のいるマス目には進めない。入手出来たら手持ちカードとして温存しておきたいところだが、その高い経験点も一方で魅力的。手持ちのままだと、その高い経験点が文字通り“宝の持ち腐れ”となってしまう。高い経験点を使用するためには、いったん放出して他プレイヤーの手札から改めて引き当てねばならないのだ。
さあ、温存するか?、いったん放出すべきか?....悩みどころだ....うーむ。
 

プレイを進めていくと、だんだんと誰がどのカードを所持しているのか?が、なんとなく予測出来るようになってきます。「アイツが伝説カードを持っているのでは?」とか「確かアイツがドボンカードを持っているはずだから、今回アイツからカードを引くのはやめておこう」といった心理戦が始まります。ドボンカードは出来るだけ自身で所持することで、他者から引く確率をより低くすることが出来ますが、いったん引かれてしまえば、今度は自身が引く確率が高くなってしまうジレンマが生まれます。
 
因みに、冒険カード全16枚の比率は以下の通りです。
 ドクロカード   ....4枚
 経験点0のカード ....3枚
 経験点1のカード ....6枚
 経験点2のカード ....2枚
 経験点3のカード ....1枚
 
プレイ人数によって使用するカード枚数は若干違ってきますが、それでもドクロ&0カードと1〜3カードの比率はほぼ半々。つまり単純に経験点を入手出来る確率は1/2という訳です。
 
 
カラフルなボードや可愛い駒の見かけとは裏腹に、複雑な心理戦やカード分配のジレンマ、カード引きのハラハラドキドキ感を味わえる「Mythe(マイス)」。非常にコンパクト&軽量なので、持ち運びにとっても便利。ちょっとしたお出かけや旅行のお供にぴったり♪。
今年のクリスマスプレゼントに、ボードゲーム「Mythe(マイス)」は如何でしょうか?。
お薦めのゲームです!(^皿^)/。
  

 
「さあ、お姫様を助けに行こーぜ!」
マイスなオイラ.jpg
「...なんだか変なヤツがひとり交じってるチュー!」
  

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