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K-1戦士マイク・ベルナルドの悲報と藤原紀香のコメント [プロレス&格闘技]

K-1創世記のメンバーとして日本で活躍していた元ボクサー、マイク・ベルナルド(本名:マイケル・ショーン・ベルナルド)が急死した。享年42歳。死因は明らかにされていないが、新聞報道などによると、自殺の可能性が高いという。格闘家が自殺するケースは、決して珍しくはない。だけどマイク・ベルナルドは敬虔なクリスチャンということを聞いていたので、今回の自殺報道を聞いて、やるせない悲しみがいっそう増してしまった。
 
マイク・ベルナルド。
そのゴリラのような風貌から想像されるように、ファイトスタイルはブルファイトそのもの。K-1は基本的にキックボクシングが主流だが、その中にあって「キックよりもパンチで相手を仕留めるぜ!」的なファイトスタイルがとっても好きだった。
一方、リングを降りれば敬虔なクリスチャンである彼はとてもシャイで、はにかむ笑顔がチャーミングな人だった。そのギャップがまた、我々ファンを魅了した。
 
残念ながらタイトルは獲れなかったけど、記録よりも記憶に残る選手だった。
96年GP決勝で、アンディ・フグのトルネード・スピンキックを足に受け、苦痛の顔を浮かべるベルナルドの姿が今も忘れられない。前へ前へと打って出る彼のファイトスタイルに、観客は大いに興奮させられた。
 
関係者の話によると、ベルナルドは過去にも自殺未遂を何度か繰り返していたという。
彼にどんな悩みがあったのか、オイラなどには到底わからないことだけど、オイラのみならず男性なら憧れの対象である格闘家が自殺すると、とっても切ない気持ちになってしまう。ベルナルドにも自分自身の弱い心に打ち負けないで欲しかった。人生というリングの中でもブルファイトでいて欲しかった。
 
今はただ、彼の冥福を静かに祈りたい。
 
 
    ありがとう、そしてさようなら、マイク・ベルナルド
      マイク・ベルナルド.jpg
  
 
さて、K-1と言えば、藤原紀香姐さんである。
マイク・ベルナルド急逝の報を受け、藤原紀香姐さんも自身の公式サイトにコメントを発表した。以下はその中からの抜粋です。
 
『 日本でも格闘技ファンだけでなく、あのナイスキャラとかわいい笑顔で人気でした。そのベルちゃんの悲報。悲しくて悲しくて胸が張り裂けそうです。 〜中略〜 ベルちゃんはもうこの世にはいません。今はまだ信じられないけど、心からベルちゃんの冥福を祈っています。』
 
 
さて、このコメントを読んで、皆さんはどんな印象を持たれましたか?。
オイラは、なんだか奇異なものを感じてしまいました。
そう、彼女がベルナルドのことを“ベルちゃん”呼ばわりしている点です。
 
彼女は「K-1」という番組に於いて、ある種のキーパーソン的な役割を担っていました。番組を通してK-1選手たちとも交流があったのかもしれません。しかしながら、いくら親交があったとはいえ、公に向けてのコメントで故人のことを“ちゃん付け”呼ばわりするのは、やっぱりちょっと不適切な感が否めません。ベルナルドのことをベルちゃんと呼ぶことで、暗に彼との親交の深さが他の人とはちょっと違うってことを表現(アピール)したかったのでしょうか?。
或いは単純に、ベルナルドへの愛着を込めて“ベルちゃん”と呼んだのかもしれません(一般人がアーノルド・シュワルツェネッガーのことを“シュワちゃん”と呼ぶように)。しかしながら「親しき仲にも礼儀あり」の言葉通り、故人をちゃん付けで呼ぶことには、いささかの違和感を感じずにはいられません。それが公式コメントなら尚更です。彼が自殺してしまったかもしれないというやるせない悲しみと、ベルちゃんという言葉の響きがもたらす明るく軽い感じとが、オイラの中ではどうしても相容れなくて、結果違和感ばかりが残ってしまいました。
 
藤原紀香という人物を観察していると、時々こういった浮き世離れした一面を垣間見ることがあります。芸能人という特殊な職業に於いて、それが功を奏してプラスに働くこともあるけれど、同時に今回の発言のように「この人って、一般常識はあるのかな?」と疑問を抱いてマイナスに働くこともあります。いずれにしても、藤原紀香という人物からは、良くも悪くも目が離せませんね。
 


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