「シュレック フォーエバー」の日本語吹き替え版について〜喋って歌って!山ちゃんドンキー編 [吹き替えについて]
「シュッレク フォーエバー」の日本語吹き替えについて、熱く熱く語るこのコーナー。
今回は、ご存知声優界の至宝・山寺宏一さん演じるお喋りロバのドンキーについて熱く語りまっす♪(^皿^)。
以前記事にも書きましたが、ひと昔前エディ・マーフィーの吹き替えと言えば、富山敬さんだったり下条アトムさんだったりした訳ですが(富山バージョンも下条バージョンも、オイラはどちらも好き♪)、今やそれは山寺宏一さんしか考えられないほど、山寺さんによるエディ・マーフィーの吹き替えは絶品であり、唯一無二の存在となりました。
今やエディ・マーフィーがアニメ声優を勤めた作品と言えばこの「シュレック」シリーズが真っ先に思い浮かぶ訳ですが、98年のディズニーアニメ「ムーラン」のことを忘れてはいけません。主人公ムーランを影から支える龍の守護神ムシューを、エディ・マーフィーはお得意のマシンガントークで魅力的に演じていました。もちろん、その日本語吹き替えを担当したのは山寺宏一さん。エディ・マーフィーに負けず劣らずのお喋りで楽しい吹き替え芝居を見せてくれました。「シュレック」のお喋りドンキーは、正にこの龍のムシューの流れを受け継ぐ(というか、キャラ設定がほとんど同じ)キャラクターです。
これまでもそうでしたが、映画の中のドンキー(エディ・マーフィー)はとにかく喋りまくり、歌いまくります。これはエディ・マーフィーがかつてスタンダップ・コメディアンだった頃のスキルが存分に発揮されています。そのスキルを吹き替えの場において、これまた存分に発揮するのが山寺宏一さん。お喋りも然ることながら、歌もめっぽう上手いのはあまりにも有名です。つい最近もテレビのバラエティ番組で尾崎豊の替え歌を抜群の歌唱力で熱唱する山寺宏一さんのお姿を拝見しましたが、そのスキルを今回の吹き替え版でも堪能することが出来ます。
しかしオイラは、敢えて声を大にして言いたい。
山寺宏一さんの、真の魅力はそこではないと。
エディ・マーフィーに負けず劣らずのマシンガン・トークであったり、抜群の歌唱力であったりと、ついつい派手な部分に目を奪われがちですが、実は山寺さんの本当の魅力は何気ないシーンで見せる確かな演技力にこそあるのです!(←ここ力説!)。
映画の中盤あたりでこんな場面があります。
パラレルワールドに送り込まれたシュレックは、ランプルスティルスキンの手下である魔女軍団に捕まってしまいます。そこで初めて親友であるドンキーと出会うシュレック。シュレックはランプルスティルスキンの城から脱出する際、一緒にドンキーを救い出します。しかし、パラレルワールドの住人は誰一人としてシュレックのことを記憶していません。それは大親友であるドンキーもまた然り。せっかく助け出したのに、ドンキーはシュレックのことを「怪物だ!」と恐れて、彼のもとから逃げ出してしまいます。その姿を見て思わず涙するシュレック。そんなシュレックの姿を物陰から見ていたドンキーはそっと近寄り、ポツリと呟きます....
「怪物が泣くところなんて、初めて見た.....」
このたった一行の台詞に、思わず涙してしまうオイラ。
こういう一見すると何気ないような台詞に、きっちりと情感を込めて演技出来る山寺宏一さんに、オイラは役者としての凄さを感じてしまうのです。だからこそ、たったこの一行の台詞が、心の琴線に触れて涙してしまうのです。
コメディ映画でも、シリアス映画でも、アクション映画でも、とにかくなんでもござれのオールマイティな活躍を見せる声優・山寺宏一さん。オリジナルにも勝るとも劣らない軽妙なマシンガントークであったり、あるいは抜群の歌唱力であったりと、そのスキルの高さには目を見張るものがありますが、一番高いスキルは、実は確かなお芝居力にあるんだという事を改めて再認識させられた「シュレック フォーエバー」なのでありました(^皿^)。
やっぱり、山寺宏一さんは、声優界の至宝ですッ!(^皿^)/
「♪ずいずいずっころば〜し、ごまみそ〜ずいッ!」

“もうひとつの世界”で魔女軍団にコキ使われているドンキーは、今日もBGM付きのロバとして馬車を引かされている。その中でなぜか童謡「♪ずいずいずっころばし」を歌う山寺宏一さん。こういった遊びが日本語吹き替え版の楽しいところであります♪(^皿^)。
ところで、オリジナルのエディ・マーフィーはその時一体何を歌っていたのでしょうか?。
オイラも好きなディズニーアニメ「ムーラン」
こちらでも山寺宏一さんによる楽しい吹き替えが楽しめます♪
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山寺宏一さんの役者としてのスキルの高さが伺える一品。
山寺さん演じるエオメル(カール・アーバン)のかっこ良さを、是非見て欲しい!
そして山ちゃんと言えば、ブラッド・ピット!。
中でもこの「ファイト・クラブ」は、神の領域に達したと言っても過言ではない素晴らしい出来で、見たらきっとびっくりすると思う。平田広明さんのエドワート・ノートンとともに、その超絶吹き替えを楽しもう!。
次回は、劇団ひとりさんによるランプルスティルスキンについて熱く語ります!(^皿^)
今回は、ご存知声優界の至宝・山寺宏一さん演じるお喋りロバのドンキーについて熱く語りまっす♪(^皿^)。
以前記事にも書きましたが、ひと昔前エディ・マーフィーの吹き替えと言えば、富山敬さんだったり下条アトムさんだったりした訳ですが(富山バージョンも下条バージョンも、オイラはどちらも好き♪)、今やそれは山寺宏一さんしか考えられないほど、山寺さんによるエディ・マーフィーの吹き替えは絶品であり、唯一無二の存在となりました。
今やエディ・マーフィーがアニメ声優を勤めた作品と言えばこの「シュレック」シリーズが真っ先に思い浮かぶ訳ですが、98年のディズニーアニメ「ムーラン」のことを忘れてはいけません。主人公ムーランを影から支える龍の守護神ムシューを、エディ・マーフィーはお得意のマシンガントークで魅力的に演じていました。もちろん、その日本語吹き替えを担当したのは山寺宏一さん。エディ・マーフィーに負けず劣らずのお喋りで楽しい吹き替え芝居を見せてくれました。「シュレック」のお喋りドンキーは、正にこの龍のムシューの流れを受け継ぐ(というか、キャラ設定がほとんど同じ)キャラクターです。
これまでもそうでしたが、映画の中のドンキー(エディ・マーフィー)はとにかく喋りまくり、歌いまくります。これはエディ・マーフィーがかつてスタンダップ・コメディアンだった頃のスキルが存分に発揮されています。そのスキルを吹き替えの場において、これまた存分に発揮するのが山寺宏一さん。お喋りも然ることながら、歌もめっぽう上手いのはあまりにも有名です。つい最近もテレビのバラエティ番組で尾崎豊の替え歌を抜群の歌唱力で熱唱する山寺宏一さんのお姿を拝見しましたが、そのスキルを今回の吹き替え版でも堪能することが出来ます。
しかしオイラは、敢えて声を大にして言いたい。
山寺宏一さんの、真の魅力はそこではないと。
エディ・マーフィーに負けず劣らずのマシンガン・トークであったり、抜群の歌唱力であったりと、ついつい派手な部分に目を奪われがちですが、実は山寺さんの本当の魅力は何気ないシーンで見せる確かな演技力にこそあるのです!(←ここ力説!)。
映画の中盤あたりでこんな場面があります。
パラレルワールドに送り込まれたシュレックは、ランプルスティルスキンの手下である魔女軍団に捕まってしまいます。そこで初めて親友であるドンキーと出会うシュレック。シュレックはランプルスティルスキンの城から脱出する際、一緒にドンキーを救い出します。しかし、パラレルワールドの住人は誰一人としてシュレックのことを記憶していません。それは大親友であるドンキーもまた然り。せっかく助け出したのに、ドンキーはシュレックのことを「怪物だ!」と恐れて、彼のもとから逃げ出してしまいます。その姿を見て思わず涙するシュレック。そんなシュレックの姿を物陰から見ていたドンキーはそっと近寄り、ポツリと呟きます....
「怪物が泣くところなんて、初めて見た.....」
このたった一行の台詞に、思わず涙してしまうオイラ。
こういう一見すると何気ないような台詞に、きっちりと情感を込めて演技出来る山寺宏一さんに、オイラは役者としての凄さを感じてしまうのです。だからこそ、たったこの一行の台詞が、心の琴線に触れて涙してしまうのです。
コメディ映画でも、シリアス映画でも、アクション映画でも、とにかくなんでもござれのオールマイティな活躍を見せる声優・山寺宏一さん。オリジナルにも勝るとも劣らない軽妙なマシンガントークであったり、あるいは抜群の歌唱力であったりと、そのスキルの高さには目を見張るものがありますが、一番高いスキルは、実は確かなお芝居力にあるんだという事を改めて再認識させられた「シュレック フォーエバー」なのでありました(^皿^)。
やっぱり、山寺宏一さんは、声優界の至宝ですッ!(^皿^)/
「♪ずいずいずっころば〜し、ごまみそ〜ずいッ!」

“もうひとつの世界”で魔女軍団にコキ使われているドンキーは、今日もBGM付きのロバとして馬車を引かされている。その中でなぜか童謡「♪ずいずいずっころばし」を歌う山寺宏一さん。こういった遊びが日本語吹き替え版の楽しいところであります♪(^皿^)。
ところで、オリジナルのエディ・マーフィーはその時一体何を歌っていたのでしょうか?。
オイラも好きなディズニーアニメ「ムーラン」
こちらでも山寺宏一さんによる楽しい吹き替えが楽しめます♪
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山寺宏一さんの役者としてのスキルの高さが伺える一品。
山寺さん演じるエオメル(カール・アーバン)のかっこ良さを、是非見て欲しい!
そして山ちゃんと言えば、ブラッド・ピット!。
中でもこの「ファイト・クラブ」は、神の領域に達したと言っても過言ではない素晴らしい出来で、見たらきっとびっくりすると思う。平田広明さんのエドワート・ノートンとともに、その超絶吹き替えを楽しもう!。
次回は、劇団ひとりさんによるランプルスティルスキンについて熱く語ります!(^皿^)
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