SSブログ

ホントにこれでさよならなのッ!?(涙)〜「シュレック フォーエバー」を鑑賞する [映画鑑賞]

12月は観たい映画がたくさんあって、ホント困ります!(^皿^)。
そんな中、今回選んだ作品は「シュレック・フォーエバー」です。
ご存知ドリームワークスの人気CGアニメ「シュレック」シリーズの第4弾!。今作でシリーズも打ち止めってことで、これはなんとしても劇場で見届けなければ!と、変な義務感も相まっての鑑賞となりました。しかし、オイラは3D映像が大の苦手でありまして....そんな環境下で果たして作品を楽しめるのかどうか、内心ドキドキしながらの鑑賞となりました。
 
『シュレック・フォーエバー』(原題:Shrek Forever After)
監督:マイク・ミッチェル
声の出演:マイク・マイヤーズ(シュレック)、エディ・マーフィー(ドンキー)、キャメロン・ディアス(フィオナ姫)、アントニオ・バンデラス(長靴を履いた猫)、他
【あらすじ】
シュレックは愛する妻フィオナと3人の子供たちに囲まれ、幸せな生活を送っていた。ロバのドンキーや長靴を履いた猫など友人たちも、そんな幸せな生活に華を添える。だが、シュレックは満ち足りた生活を送りながらも、どこかでそんな日々に違和感を感じていた。「昔は自由気ままな生活を送っていたのに....今じゃそれも叶わない」そう考えると、シュレックのストレスは溜まる一方だった。
そんなある日、遂にシュレックのストレスは爆発、フィオナと大喧嘩をしてしまう。落ち込むシュレック。そんな彼の前に落ちぶれた魔法使いランプルスティルスキンが現れて、ある提案を持ちかける。「君の望みを叶えてあげよう。一日だけ昔のような生活をとり戻してあげる。ただし、それと引き換えに過去の君の一日をボクにくれないか?」。迷った挙げ句、シュレックはランプルスティルスキンとの契約を交わし、過去へと遡った。そこはまだシュレックが怪物として恐れられていた時代。シュレックは懐かしき怪物時代を満喫するが、やがてその時代が自分の知っていた時代と微妙に違うことに気付き始める....
 
 
「昔に戻って人生をやり直したい」とか、「あの時もし違う選択をしていたら、人生はどう変わっていただろう?」....そんな事を感じたことがある人はきっと多いと思います。年齢を重ねた方なら尚更のことでしょう。今作でのシュレックもそんなひとりです。良き家庭人となり、毎日変わることのない平凡な日々を送るうちに、ふとある感情が湧き起こります。「昔は良かった。いろんな責任感に縛られることなく、自由気ままな生活を送っていたのに。ああ、シングルライフが懐かしい!」と、おそらく全国のお父さんが一度は必ず直面しそうな問題にシュレックも突き当たります。
そんなシュレックの心のすき間につけ込むのが、今回の悪役である魔法使いのランプルスティルスキン。ランプルスティルスキンの魔法によって自分が存在しない“もうひとつの世界”に送り込まれたシュレック。そこで彼は様々な苦難を乗り越えることになります。そんな過程を経て初めて、シュレックはたいくつだと思っていた日常が実はとっても幸せに満ち足りていたものだった事を再確認するのです。
スタイルは異なりますが、過去を回顧して全国のお父さんを号泣させたクレヨンしんちゃんの「モーレツ!大人帝国の逆襲」を彷彿とさせる展開。あるいは「バック・トゥ・ザ・フューチャ−2」でも描かれたような、過去をいじることで現代世界が変化してしまうタイムパラドックスの世界など、いろんな映画のエッセンスを盛り込みつつ、その主たるテーマは“幸せとは、すぐそこに存在する”という、あまりにも王道すぎる内容。そんなストレートなテーマをテンコ盛りのギャグでデコレーションしつつ、きっちりと見せるこの作品は、やはり素晴らしいと言わざるをえまえん。はっきり言って、オイラの中では「ヒックとドラゴン」よりも、こちらの方が断然感動的でした。
 
物語のクライマックス。
シュレックは“もうひとつの世界”から消滅しようとしています。フィオナ姫に抱きかかえられながら、薄れゆく意識の中で、シュレックは自分の事を記憶していないフィオナ姫に対してそっと囁きかけます....
 
この世界に来て良かったことは、もう一度君に恋する気持ちを持てたことだ
(実際は浜ちゃんによる関西弁なので、微妙に違いますが)
 
なんという切なくて美しいラブシーンなのでしょう!。
そのあまりにもロマンティックすぎる台詞に、感動、また感動!で、オイラはもう涙ポロポロでした。
 
とかくシリーズ物と言えば、続編のたびそのクオリティが下がるものも多いですが、この「シュレック」シリーズは別なようです。過去3作品と比較しても、まったく劣るところのない素晴らしいアニメーション作品です。
数日後にはいよいよ、クリスマスがやってきます。是非この素敵で楽しく感動的な作品を劇場で観て頂きたいです。カップルでももちろん楽しめると思いますし、何より全国のお父さんに観て欲しい作品です。シュレックに感情移入すること必至だと思います。もちろんオイラのようなお一人様でもOK!(^皿^)v。この作品だけでもそれなりに楽しめるとは思いますが、過去のシリーズを復習して観ておけば尚更楽しさも倍増するでしょう。
とにかく、この冬お薦めの映画です!(^皿^)/。
 
 
 
     「どないしたらええんや(濵田雅功さんの声で♪)」
      悩めるシュレック.jpg
魔法使いランプルスティルスキンの策略にハマってしまい、今やその命も風前の灯であるシュレック。元の世界を取り戻すためには、24時間以内にフィオナと“真実の口づけ”を交わすしかない。だが、“シュレックが存在しない”この世界では、フィオナやドンキーら皆がシュレックのことを覚えていない。果たして、シュレックは“真実の愛”を取り戻し、元の世界へと帰ることが出来るのかッ!?
 
 

さて、シュレックと言えば、劇中で使用される挿入歌がいつも話題になりますが、今作でもそれは健在。例えば、シュレックが過去に戻ってそのシングル生活を満喫する際に流れる曲はカーペンターズの「♪トップ・オブ・ザ・ワールド」だし、パラレルワールドのドンキーがドラゴンに愛の告白をしようとする場面で流れるのはライオネル・リッチーの「♪ハロー」でした。いやー、「♪ハロー」のイントロが流れた瞬間からオイラはもう大笑い!してました(^口^)。でも、館内のお客さんの年齢層が低かったからでしょうか?、この場面で大笑いしてたの、オイラだけでしたネ(^皿^;)....アハッ。
 
今作ではおとぎ話の新キャラとして、ハメルーンの笛吹き男が悪役として登場します。
細身でスタイリッシュな彼は、台詞も笛を吹きながら喋る(!?)のですが、これが非常に面白かった。彼の吹く笛(笛に切り替えスイッチがあり、操るものを色々選択出来る!)の音色に操られたものは踊らずにはいられなくなる訳ですが、笛の音色に操られたシュレックやフィオナたちが集団で踊る場面は、まんまミュージカル調で観ていてホントに楽しい場面でした。
 

Shrek Forever After  - O.S.T.

Shrek Forever After - O.S.T.

  • アーティスト: Harry Gregson-Williams
  • 出版社/メーカー: Varese Sarabande
  • 発売日: 2010/05/25
  • メディア: CD

ハリー・グレッグソン=ウィリアムズは今作でも実にいい仕事をしていたな、ウン。
これは、オイラのHGWコレクション入り決定!(^皿^)/
 
 
次回は、お約束の日本語吹き替え版について熱く語る予定です!
(出来れば年内には記事をアップしたい!)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。