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ビル・マーさん、日本に来て下さいッ! [ひとりごと]

松嶋×町山「未公開映画を見るTV」が面白い!。
日本では公開されない海外の未公開映画(主にドキュメンタリー)を見てみよう!という番組。ナビゲーターはタレントの松嶋尚美さんと映画評論家・コラムニストの町山智浩さん。
 
今回とりあげられた映画は「Religulous」。“レリジュラス”とは【宗教:Religion】と【アホらしい:Ridiculous】とを合わせた造語。コメディアンのビル・マーがいろんな宗教家をインタビューして歩くドキュメンタリー作品です。もちろん、ただインタビューしてまわるというだけじゃありません。タイトルにもあるようにビル・マーは“宗教=アホらしい”と言わんばかりに宗教家を徹底的におちょくりまくるのです。虫も殺さないような穏やかな態度でツッコミまくるビル・マーのそれはまさしくコメディアン。例えばこんな感じ . . .
 
熱心なキリスト教徒:「天国っていうのは本当に素晴らしいところなんだ!」
 
ビル・マー:「じゃあ今すぐ死んで、とっととそこへ行けばいいのに」
 
熱心なキリスト教徒:「. . . . . [たらーっ(汗)]
 
 
. . . と言った具合。
自身が信じてやまない宗教の“矛盾点”をビル・マーに徹底的にツッコまれる宗教家や熱心な信者の人たち。突っ込まれた際に見せるその反応が面白い。怒りだす人、なんとか論理で打破しようとする人、返す言葉が見つからず黙り込んでしまう人、. . . etc。
思うに、ビル・マーが言いたい事は“宗教否定”という事ではなく、氾濫する情報を自分自身で吟味することもなくただ鵜呑みにしてしまう. . . その恐ろしさや危うさを説いているのではないでしょうか?。とかく人(自分も含めて)は情報を鵜呑みにしがちです。でも、大切なのはその情報が正しいのか?正しくないのか?を見極める能力を持つこと。そのためには様々な角度から物事を見つめる能力を養なわなければならない。そんな事を映画を見ながら感じました。
 
アメリカって本当におかしい国だと思うけど、同時にこういう類いの映画が制作される“自由”をある種羨ましく思ったりします。だって日本じゃ絶対出て来ないタイプの映画だから。しかも社会的なメッセージを持った内容をコメディ化してしまうところが凄い(サウスパークとかそうだし)。大笑いした後で「. . . ちょっと待てよ!?」と考えさせられる、そんな映画が日本でも出てこないかな?。
この映画、監督はあの「ポラット」を撮った人だという。. . . 納得!(^皿^)b。
 
松嶋×町山の「未公開映画を見るTV」は、東京MXテレビで日曜日の午後11:00より絶賛放送中です!。ご興味のある方は是非!(^皿^)/
 
 
 
    ビル・マーさん、是非江原啓之さんへのインタビューをお願いします
      RIMG0436.JPG
      そしてツッコミを入れまくって下さいッ!![パンチ]

キャプテン・アメリカはなぜ死んだか 超大国の悪夢と夢

キャプテン・アメリカはなぜ死んだか 超大国の悪夢と夢

  • 作者: 町山智浩
  • 出版社/メーカー: 太田出版
  • 発売日: 2008/12/18
  • メディア: 単行本

今回の「Religulous」の事も掲載されている町山智浩さんの著書。必読!

ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 <完全ノーカット版> [DVD]

ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 <完全ノーカット版> [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

「ボラット」は未見だけど、山寺宏一さんが吹き替えをしてるらしい。こりゃ見なきゃ!。
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