マネージャーの男〜舞台「晩秋」より [顔〜2009]
「よおー、志津子〜、久しぶりだなあ...」

戦後まもない頃. . .
進駐軍キャンプの将校クラブで歌手として働いていた志津子は、医者の鳴海勝彦と結婚し、一児をもうけたのを機に歌手活動を引退し、静かに暮らしていた。そんな彼女の前にひとりの男が現れる。かつて志津子のマネージャーをやっていた男だった。
「よお、志津子...久しぶりだな、元気だったか?。それにしても意外だぜ、お前がこんな地味な生活をおくってるなんてな。あの頃一緒にやってた連中を覚えているか?、アケミにケイコ、ヨーコなんてのもいたな。アイツらも今じゃあ羽振りよくやってるぜ。なあ、もう一度歌手に復帰する気はねえか?。お前さえ良ければ俺がまた売り出してやるぜ。あんたなら、あいつら以上のスターになれると思うんだがなあ...」
元マネージャーだった男の誘い文句に心動かされる志津子。
...迷った挙げ句、志津子は再び歌手を目指すことになる。
愛する夫や子供に別れを告げて. . .
(注:設定を間違えていたので、10/22に内容を修正しました)
マキノノゾミ作:演出による舞台「晩秋」は、11月3日(火・祝)より、明治座にて上演されます!。因みに実際にはこのマネージャーの男は劇中には出てきません。志津子の台詞の中でのみ出てきます. . . あしからず(^皿^)
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
こういう話でナゼタイトルが晩秋なんだろう。
観にいくまでにちゃんと予習しまっす。(^^)
by うつぼ (2009-10-25 20:25)
まあ、これは単なるエピソードのひとつでありまして、主軸ではないんです。テーマは“人生における晩秋”って事でありまして、そういう部分を楽しんで頂けたらな、と思います。
by 堀越ヨッシー (2009-10-27 09:12)