SSブログ

読書の秋...そうだ、J・ディーヴァーを読もう! [BOOK]

ここ数年、秋になるとオイラの中で恒例行事になっている事があります。それは...ミステリー作家、ジェフリー・ディーヴァーの小説を読むことです。J・ディーヴァーとの最初の出会いは、〈リンカーン・ライム〉シリーズの記念すべき一作目「ボーン・コレクター」でした。この作品はデンゼル・ワシントン主演で映画化もされたので、ご存知の方もいらっしゃると思います。もっとも映画自体はショボい出来でしたが...

ボーン・コレクター

ボーン・コレクター

  • 作者: ジェフリー ディーヴァー
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1999/09
  • メディア: 単行本


四肢麻痺の元NY市警科学捜査部長リンカーン・ライムと、彼の手足となる女性警察官アメリア・サックス。二人が追うのは稀代の連続殺人鬼、「骨」を収集するボーン・コレクター。
 
 
たまたま入った本屋さんで、その本が目に留まりました。白地のカバーにクリーム色の骨が印刷されたシンプルなデザイン。そして帯には“すぐには殺さない...”の衝撃的なキャッチコピー。それら全てがなんだか妙にツボにハマってしまい、その場で衝動買いしてしまったのです(個人的に“骨好き”って事もありましたが)。
 
さっそく家に帰って読み始めたら、これが面白い!!。普段読書をほとんどしないオイラ(←ダメ人間)が、その分厚い本をあっという間に読み終えてしまいました(...っていうと、ちょっと大袈裟、実際には2、3日かかって読み終えた。それでもオイラの中ではかなり早い方ッス)。
 
以来、すっかりジェフリー・ディーヴァーのファンとなってしまったオイラは、過去に発売された作品を読んだり、新作が発売されると買って読むようになりました。今回購入した〈リンカーン・ライム〉シリーズ第5弾「魔術師(イリュージョニスト)」は、実は去年の秋に買って読むつもりだったのですが、ちょっと買うきっかけを逸してしまってたもので、今回ようやく手に入れた次第です(...1年後...orz)。

魔術師 (イリュージョニスト)

魔術師 (イリュージョニスト)

  • 作者: ジェフリー・ディーヴァー
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2004/10/13
  • メディア: 単行本


 〈あらすじ〉
ニューヨークの名門音楽学校で殺人事件が発生。犯人は人質を取ってリサイタルホールへと立てこもる。駆けつけた警官隊が包囲し出入り口を封鎖する中、ホールの中から銃声が聞こえてきた。ドアを破って踏み込む警官隊。だがそこに犯人の姿はおろか人質の姿さえなかった....。
衆人環視のなかで犯人が消えるという怪事件の発生に、科学捜査専門家リンカーン・ライムと鑑識課警官アメリア・サックスは、犯人はマジックの修行経験があることを察知 して、イリュージョニスト見習いの女性に協力を要請する。奇術のタネを見破れば次の殺人を阻止できる。しかし、超一流の“魔術師”は、早変わり、脱出劇などの方法を駆使して次々と恐ろしい殺人を重ねていく.....。
 

作品自体はまだ読み始めたばかりですが、その面白さは相変わらずで序盤からハラハラ、ドキドキの展開です。主人公をはじめ、おなじみのキャラクターに久々に会えた嬉しさと懐かしさにニコニコしながら、秋の夜長にミステリーを楽しんでいます。
皆さんは読書の秋に、何を楽しんでますか...?。


nice!(1)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 1

コメント 8

frog

あ、ボーンコレクター、私も好きですよー。
続編も読みたいんですが、外国の作家って名前が覚えられなくて(-_-;)
今まで面白かった海外作品は沢山あるのに、もうタイトルも忘却…
ジェフリー・ディーヴァー、いま携帯にメモりました。
by frog (2006-10-03 17:18) 

堀越ヨッシー

オイラも同じですよ(苦笑)。最初なんか読みながら「これ、誰だっけ?」って巻頭にある登場人物紹介のページと付き合わせながら読んでましたから。
皆さんそれぞれ、読みながら各登場人物を想像しながら読むと思うんですけど、オイラがよくやるのは、キャラを自分で描いてキャラクター相関図を作ります。もっとも読書好きの人はそれを頭の中でやるんでしょうけどね(苦笑)。
因みにオイラのお薦めは、シリーズ2作目の「コフィン・ダンサー」ですね。主人公と殺し屋との頭脳合戦が秀逸!です。あと文庫本で「クリスマス・プレゼント」っていう短編集も出てます。気軽に読めてこちらもお薦めします。
by 堀越ヨッシー (2006-10-03 19:58) 

Catcat44

>ヨッシーさん、こんばんわ!
「ボーン・コレクター」って、シリーズものだったのですね。知らなかった。
映画は見ましたよ。できとしては甘いところもありましたが、今みたいなフェロモンの出る前の、素朴なアンジェリーナ・ジョリーが見れて、面白いです。
私の読書の秋は、京極夏彦のシリーズ最新作「邪魅の雫」です。
今回も、お弁当箱です。822ページ!
by Catcat44 (2006-10-04 01:32) 

frog

今度古本屋に行ったら探してみます!
海外物って登場人物の名前の呼び方が一人で色々あったりしますよねー。
「エドワード⇔エディ」くらいならまだしも、「ロバート⇔ボブ」級になるとツライ…
それを言ったら日本の戦国モノなんて一族みんな同じ文字ばっかりで、それも相当キツイですけどね(笑)
しかし絵で相関図を作るとは流石ですね〜( ̄□ ̄;)
by frog (2006-10-04 01:47) 

ray

「魔術師」おもしろそうですね~!プリーストの「奇術師」なら読みましたが(^^ゞ
「奇術師」の方は映画化のウワサがあるのですが、当初はジュード・ロウの名前が
挙がっていたのに、いつの間にかヒュー・ジャックマンの配役になっているようです(^_^;)
by ray (2006-10-04 03:56) 

堀越ヨッシー

LICCAさん、こんにちは!。
京極夏彦ですか?、オイラの弟が彼のファンでよく薦めてくれてたのですが、あの分厚さに尻込みしてしまったオイラです(苦笑)。それにしても822ページとはすごいですね!、今回の「魔術師」が500ページ弱だからおよそ1、5倍の量ですね。頑張って読破して下さい!。
by 堀越ヨッシー (2006-10-04 08:00) 

堀越ヨッシー

frogさん、絵で相関図を作るのは単に頭の中で描けないからで、別にたいしたこっちゃないですよ(苦笑)。「ボーン・コレクター」や「コフィン・ダンサー」は文庫本も出てるのでそちらも探してみて下さい。あと筆跡鑑定人が活躍する「悪魔の涙」も面白いです!。
by 堀越ヨッシー (2006-10-04 08:08) 

堀越ヨッシー

「奇術師」...ですか?、今度本屋さんでチェックしてみます。
rayさんに刺激されて久々にメタルフィギュアの色塗りをしてみようかなあと思ったり思わなかったり...。芸術の秋ですし、1体くらいは仕上げてみたいですね。
by 堀越ヨッシー (2006-10-04 08:14) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。